Jazz Journey (feat. Bent Axen & Erik Moseholm) を聴く

早朝からこのアルバムを久しぶりに聴いてみることにした。

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ずっとこのアルバムの良さが理解出来なかったが、今日は素直にナイスアルバムだと感じた。このアルバムが人気があるのは、アメリが人が普段演奏している曲を欧州色を出さずアメリカ人ぽく演奏したからだと思う。変な話、良質のアメリカ人のジャズだ。

 

欧州のジャズはどちらかと言えば、クラシックが根底にある一風変わったジャズでアメリカ人のジャズよりも気品を感じることが多い。話を戻すと、普段から馴染みのあるアメリカ人の曲でしかもキャッチーな曲を選んで、トランペットのボッティンスキーもミュートトランペットを吹いていたりして哀愁もある。ミュートトランペットといえばマイルスデイビスのリラクシンを思い出す。

 

日本人が好きな典型のアルバムである。ある意味リスナーが聴きたい要素をふんだんに取り入れている。意識的か無意識なのかはわからないけれど。強い個性も感じないが、良いアルバムと評価されているのはわかる気がする。