だからこういうマウスピースはみんなが欲しい

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前回書いたようにビンテージものでリフェイスされていないとするとオリジナルのオープニングのマウスピースが欲しくなる。特に7番とか7*というオープニングは開きが小さなすぎず大き過ぎずちょうど良いのでみんなオリジナルオープニングのこのあたりの番手が欲しいのだ。

 

一度でもビンテージを吹いた人なら、現行品で同じオープニングのマウスピースを買っても全く別物ということがわかるだろう。 多くの人が2000ドルくらいまでは覚悟していたと思うがまさかの4200ドル。マウスピースはもはや楽器並みもしくはそれ以上になった。経済的な格差が楽器にも出てきそうですね。

 

 

サックスのマウスピース探求の旅

久しぶりにサックスのマウスピースの話。

テナーサックスのマウスピースは山ほど買った。現行品、ビンテージなんでも試した。そこで得た知見はいろいろあるが、結局ダメだったなぁと思うことを書いてみよう。

 

その1 ビンテージのマウスピースでオープニングを上げるリフェイスがされているもの

何本か試してわかったことは、初めからそのオープニングで設計されているものを吹いたほうが吹きにくい音があまりないこと。リフェイスしてオープニングを上げたものは、どこかの音が出しづらいことが多い。やはり基本設計を無視して無理矢理オープニングを上げて成功する可能性は低い。

 

その2 現行のマウスピースで有名ブランドで売っているもの 例えばオットーリンク

大量生産されてブランドだけで売っているものは物自体の精度が悪い。そのまま使ってもイマイチなことが多い。材質も悪い。

 

その3 オープニングが極端に広いもの、狭いもの

自分の息の量が多く、オープニングが合っている場合は良いが、息の量が少ないのにオープニングの広いマウスピースを使うと息の量が足りなくなり音程が下がる。音程が下がらないように口を締めてマウスピースを噛むとオープニングは狭くなるが良い音はでない。狭い場合は息の量が良いのだが、音量が小さくなり、硬い音になる傾向。

 

その4 一部の国内リフェイサーが作った独自ブランドのマウスピース

マチュアのサックスプレイヤーがマウスピース製造者になった場合は、その製造者の吹き癖などがマウスピースに残る。何本かリフェイスもしてもらったが、左右バランスもひどくリフェイスも失敗。

 

こんな感じでビンテージのマウスピースは良いものがなく、あっても高価。

現行マウスピースは自分に合ったものが選べるが、音色がイマイチの割にいい値段する。

合わないマウスピースを買ってダメを繰り返すとマウスピース探求の旅に出ることになるのだが。。

 

 

糸ドライブの糸

我が家のレコードプレーヤーは糸ドライブである。

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ここ数日、糸がそろそろヘタってきたかな?と感じていたが、時間がなくて変えていなかった。夜にJune christyのボーカルを聴いたらやたら声が低い。こんな声だったかな?と思い、ようやく糸を変えたら声が高くなり元の声に戻った(笑)。音楽も活き活きして聴こえる。糸は定期的に交換しなくてはと思ったのだった。

素晴らしいレコード ものんくる 世界はここにしかないって上手に言って

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私はPopsは聴かない。特にJpopには失望している感もあり、まったく聴かないのだが、久しぶりに聴いたのがものんくるだった。ジャズではないが、ジャズマンが参加しているのも面白い。70年代のポップスのようでもあるが、音作りは新しい。実に面白い音楽で多幸感溢れる。

 

一曲目が良いな。

 

キューバンジャズプロジェクト

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オーディオ評論家の田中伊佐資氏が著書で勧めていたキューバンジャズプロジェクトのARJE(アルへ)をたまたまヤフオクで落札。キューバの音楽というより、キューバ人がアメリカのジャズをやっているものだ。音楽も素晴らしいか、録音が大変素晴らしくて印象に残る。廃盤なので入手困難ですが、一度聴いてみる価値のある一枚。

趣味と健康

趣味を楽しむには、心と身体の余裕が必要だ。それにしても最近は体調が思わしくなく、サックスを吹くこともオーディオを楽しむこともできない。断続的に咳がでるが、咳はほんとうに体力を奪う。

 

ジムに行ったり、無理にサックスを吹いてみても翌日に悪影響が出てしまう。この咳だが、かれこれ2ヶ月近くになり、未だに改善してこない。まったくどうしたものだろう。

 

珍しくサックスのマウスピースを注文した。半年ほど考えてはやめてを繰り返したが、病気から回復したら必ずサックスをやると決意して買ったものだ。病は気からという言葉もあり、自分の気持ちが変わればこの病気も治るといいのだが、、

音の肝は電源と息

結局は、ハンクモブレーのHi voltageは返品してしまった。私は返品はしない主義なので返品するのは珍しい。このレコード、ステレオ盤で盤はキレイなのにやたらノイズが入る。こうなると音楽よりもノイズが気になり、音楽に集中できない。私はオリジナル盤至上主義でもなく、好きな音楽が気持ちよく聴けることを好む。そのため、オリジナルの傷ありでノイズがあるよりもリイッシューで傷がないほうを選ぶ。今回は珍しくオリジナルでノイズがあるものを運悪く引いてしまった。ステレオ盤だと注意深く検盤しても難しい。やはりモノラル盤を意識して選ぶべきか。

 

オーディオの電源をなんとかしようと思い立ち、アコースティックリバイブのRBR-1をレンタルするもプラグの大きさが合わずに断念。変換プラグを買って試しても良いがなんだか面倒になってしまった。オーディオに関しては、パワーアンプの調子が悪かったりと不調で思ったような音が出せていない。勢いが大事だが、うまくかみ合わず。

 

サックスに関しても同様で年末からの咳喘息のためこちらもイマイチ。オーディオの肝が電源だとするとサックスの場合は息の量とスピードになる。息が足りないとどんな高額なサックス、マウスピースを使っても良い音がでない。逆に言えば、息の量がたくさんあれば楽器、マウスピース問わず良い音はでるのだ。オーディオもサックスも肝の所は理解していてもうまくいかないのはもどかしいなぁ。