レコード購入の基準

最近になってみえてきた自分のレコードの満足度。  

備忘録として残す。

 

モノラル

オリジナル、2ndまで

テナーサックス、トランペットがフロント 

ハードバップ  

ブルーノートレーベル

最近買って正解なレコード

Hank Mobley Quintet

Donald Byrd Byrd in hand

Sonny Rollins Bridge

 

この基準があり、好みでないのは。

ステレオ、リイッシュー、OJC、アナログプロダクション、Classic records

ボーカル、クラリネットトロンボーンがフロント

free jazz、初期のビバップ、ビックバンド

これに一つでも当てはまると購買意欲が落ちる

最近買って失敗したレコード

Miles Davis At the Blackhawk ステレオでノイズ出る箇所あり内容は良かったがモノラルを探すべき

Ornet Coleman Golden circle フリージャズは聴くのが辛い おまけにステレオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のユニオン

午前中は子守。雨であった。

午後から少し外出で吉祥寺のユニオンへ。ジミースミス、ベニーゴルソンなどを検盤するもキズだらけ。最近はセカンドプレスですらキズ盤ばかりだ。最近はオリジナルにこだわらず綺麗な盤だけが買う気になる。ノイズ過敏なのか少しのノイズでもややテンションが下がってしまいがち。それにしても買いたいレコードがないなぁ。

 

結局何も買わずに首の凝りに効く薬を買う。これはめっぽう効くのだな。これが1瓶4000円もするのでレコード一枚と結構迷うんだが。。

山本剛のBlues for tee

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 関内ジャズの廃盤セールに行ってみた。整理券は7番でまずまずだったが、先頭のジジイに根こそぎブルーノート盤を持っていかれて惨敗。それでもめげずにレコードを掘ってはみたものの、検盤したらキズが目立ち、B+でも怪しい雰囲気。高額盤は危険を避けて、手頃なレコードを探していたらこれがでてきた。

 

山本剛 Blues for tee

 

確かTBMをThink!レーベルで復刻しており、田中伊佐資の本でこのアルバムを紹介していたので覚えていた。臨場感溢れる音が詰まっており、ライブに来た気分。ピアノもブルースでよくぞここまで盛り上がれるなぁと思うほどのソロ。実に良いアルバム。

 

欲しかったレコードは買えなかったが、もし買っていたらこのレコードとは出会わなかった訳でその意味ではジジイに感謝だなぁ。

 

レコード視聴

何枚かレコードの視聴をした。

 

アナログプロダクションのサキコロ

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これはケビングレイがモノラルマスターテープからマスタリングしたとのことで期待した。

私の勝手な感想ですが、、まずサックスが奥に引っ込んでいておとなしい。サックスの音の細かいニュアンスは細かく表現されている。すごく細かく音を拾った録音を聴いている感じで眼前に演奏を聴いている感じはしない。ドラムのシンバルの音が前に出ている。オリジナルもしくはセカンドプレスでも良いけど聴いたことある方はお分かりだろう。ヴァンゲルダーのカッテイッングではえげつないほどにロリンズの音が入っており、音が歪みを感じるくらいの勢いなのだ。それがヴァンゲルダーのような感じが好きな場合は、ケビングレイのマスタリングは気に入らないと思う。私はあまり好みではないなぁ。でも3千円なら文句ないか。

 

ブルーノートを忠実にコピーしたというClassic recordsレーベルでこちらも視聴。

こちらはフロントが前に出ているのは良いけど、バックのリズム隊の音が驚くほどしょぼい。。私も何枚かClassic recordsのレコードは持っているけど音量を上げるほどそのチープさがわかる。やはりブルーノートは、ブルーノートなんだろうなぁ。

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子供の感性

久しぶりに3歳の娘にサックスを聴かせる。

サックはアメセルマーク6の9万代である。曲はHank MobleyのDis I dig of you。

娘は一言。音が薄いね、銀色のサックスのほうがいいよと。

 

ちなみに銀色のサックスというのは、サブ楽器として持っているConnのチャーベリーのシルバープレートのこと。たぶん、なんとなくそう思っただけと思ったら、娘が続けていう。

 

試しに銀色のサックスを吹いてごらんよ、そっちのほうが音がいいから。

 

私自身、Connのほうが音が良いとわかっている。3歳の子供でもわかるんだなと感心した。ちなみにうちの娘はほぼ毎日ジャズを聴いて、アマチュアやプロのライブに行き、家ではレコードを聴かせている。かなりジャズ耳になっていそうだ。

演奏する機会

思えば、最近はセッションにもいかず、ライブもしていない。やる気がなくなったのか?というとそうでもなく、自宅の防音室でずっとサックスの練習をしている。フレーズを作っては試しの繰り返し。

 

ジャズというのは、個人技としてのボキャブラリーがあって初めて演奏時の会話が成り立つ。ボキャブラリーがないと会話にならないのは我々が普段行う会話と同じ。普段の練習では、カラオケをバックに練習しているが、実際に人と合わせた場合に音の会話ができると嬉しい。

 

過去にいろんな場所で演奏したが、音の会話はしていなかった。というかできなかった。

それができないなら人と演奏するのも申し訳ないと思うようになり、まずはジャズで自分の言葉で会話ができるようになろうとフレーズを作ってみたりとよく考えるようになった。とにかくこの作業は時間と根気を要する。

 

修行僧のような気分であるが今はこの作業をやるのが間違いない。

 

 

日野皓正

例の事件について、Facebookに投稿している人が多い。なんだか最近は、こういう話題がお題となっていろんな意見を言い合い、納得感があるものが素晴らしいという風潮がある。実際にはその現場にいなかったのにネットの記事だけでよく自分の意見を書けるなと感心する。そのネットの記事自体の信頼性ものがわからないというのに。。当事者たちしかわからないこともあるだろうにわざわざネットに自分の考えを書いて、いいね!をつけてもらったり、議論したりという人たちの気持ちがよく理解できないな。