体格とサックスの音

最近分かってきたのは、いわゆるサックスの音質みたいなものは、自分の地声で決まるということ。マウスピースやサックスを変えても自分の声は自分の声。サックスの音が良いなぁと思うサックスの人は普段話す声がすでに良いし、よく通る。体格もサックスの音を決めているように思う。小太りでがっちりしている人ほど音が太く、痩せていると音が細い。背丈が高い人は音が低く、低いほど音が高い傾向にある。もしかしたら良い声をだせるようになる発声法を学ぶほうが音がよくなる気がする。不思議だが、ジャズのアルト吹きは小太りガッチリ型が多い気がする。

 

結局は、どのマウスピースでもサックスでも自分の音は自分の音なわけで、道具は自分が使いやすいものを選べばあとは微差なのかもしれない。もちろんプロはその微妙なところを追求しているし、それでこそプロなんだろう。