サックス マウスピース考察

サックスのマウスピースは同じものを使い続ける人としょっちゅう変える人がいる。

私は定期的に変えるタイプだが理由がある。マウスピースってのは、その時の自分の状態によって最適なものは変わっていく。あのジョンコルトレーンでも沢山のマウスピースをカバンに詰めて、その時の自分にあったマウスピースを使っていたらしい。それくらい人間とは一日ごとに変化するものである。

音楽とは異るがメジャーリーガーのイチローは体調を一定にするため、食事は妻のカレー。アニメーターの宮崎駿も確か食事は同じものを食べていたはず。変化に敏感な人ほど自分を一定に保ち、なるべく変化しないようにしている。

 

話を音楽に戻すと人は常に変化し続ける。サックス、マウスピースは経年変化するものの人ほど大きな変化はない。リードも天然素材で一枚ごとの違いは大きい。そう考えると変化をリードで管理するしかないが、マウスピースで管理するのも良い。その時の自分にあったマウスピースを使うのが良い。そのためにどんなマウスピースでもリードでも息の量、スピードをコントロールできる技術が欲しい。

 

マウスピースであるが、前からずっと気になっているものがある。その前にマウスピースの開きに悩む。今は開きを狭く、リードを厚くしているが音量がやや小さい。音量が小さいとライブでの迫力に欠ける。かといって開きを広げると今度は音程が取りづらいし、、