NYから帰国して
土曜日に帰国。
ニューヨークでは、ヴィレッジバンガードでマークターナーを生で見たりしたが、マークターナーはオットーリンクのアーリーバビットのラバーにリガチャーはブリルハート?を合わせていた。リードは硬そうな印象。音量は大きくもなく、小さくもなくちょうど良い感じだ。
日本人の勝手なイメージとして、外人は身体がデカイから音もデカイイメージがある。でも実際は外人で上手い人ほど、音量は普通だったり、人によっては小さい場合すらある。それをマイクで補正して音量を大きくしているんだな。音が良いと思う人ほどこの手法でやっている。例えばスコットハミルトン。彼はマイクのセッティングに超神経質らしい。張りのある古き良き時代の音だが、バランスアクションにオットーリンクのフォースターなら音色重視のセッティングなのがわかるだろう。だから音量はあんまり問題ではない。
話を戻すとここ数年、ニューヨークでは、ジョシュアもシーマスブレイクもラバーを使っており、マウスピースはオットーリンクのラバーが人気があると思う。私もメタルよりはラバー派でメタルよりもラバーのほうが音が深く、エッジが出ないが今ニューヨークで流行っているジャズには合っている。
私が最近使っているのは、オットーリンクのスラントJAモデル(開きは不明) 。
このマウスピース、音色はナチュラル。開きは5-6くらいかなぁ。スラントだから良いという訳ではないが、特長がないプレーンさが良いのだろうなぁ。音は奏者が作るという点ではこれがベストなのかもしれない。